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| 1.年金とは何か | 2005年07月01日更新 |
年金といっても、公的年金や企業年金、個人年金などさまざまなものがありますが、統一的な定義をすれば、「老齢、退職、障害、死亡などに際し、特定の資格を持つ者に対して毎年支給される一定額の給付」ということができるでしょう。わが国ではすべての人が20歳になると、国民年金に加入することが義務付けられていますが、なぜ強制的に加入する年金が必要なのでしょうか。それは、老齢、障害、死亡などによって収入が途絶えた後に、一定の生活の保障することによって、社会を安定化することができるからです。
かつては、親が高齢になって働けなくなれば、それぞれ家族の中で、子供によって親の扶養が行われていました。ところが、今日のように核家族化が進むと、すべての家族に親の扶養を期待することは困難になっています。そこで家族制度の中で個別的に行われてきた高齢者の扶養を社会全体で集団的に行うことが考えられました。即ち、勤労者世代の拠出した保険料で引退した高齢者の生活を支えるのです。これが公的年金の基本的な考え方です。